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体は、元来、常時、病気と闘い、治しています。そのことを“自然治癒力”といいます。
この自然治癒力を、普段から高めておくことが、一番の効果的ながんをはじめとして、生活の習慣に因る成人病を予防するための一番効果的な方法です。
その鍵を握っているのが、普段の食生活です。
その食生活の中でも、もともとの日本における“伝統食”がその基本となるります。
現代の平均的な食生活ではないことを認識しておく必要があります。
日本における伝統食には、健康的な食生活としてみた場合に非常に理にかなっています。
そのことが、がんや、そのほかの成人病を予防するのに効果的な食生活に繋がっているのです!!
その特色としまして次のような点をあげることができます。
A)ご飯が中心になっています。
ご飯、いわゆる、穀類は、体を汚しません。ご飯は、体の中でもえてしまい、かすをのこしません。また、カロリーのほとんどは、エネルギーに変わります。
この点に関しましては、たとえば、肉類は、体内に、酸化した脂質類を残します。それが、血液により、体中をめぐり、病気の原因になります。
ご飯の中でも、理想的なのが、玄米食です。玄米には、たんぱく質、脂質、ビタミンB類、鉄分、リン、カルシュウム、繊維などが含まれている。
B)発酵食品が豊富。
味噌、しょうゆ、酢、納豆、漬物などの発酵食品は、健康食品そのもの。
発酵というのは、体にとって、いい作用をする微生物の“生産物”で、いろいろなすばらしい健康効果をそれ自体が持っています。
たとえば、納豆菌が作るナットウキナーゼという物質は、血栓予防の効果が認められています。
京都の漬物の“すぐき”からカブレキンという乳酸菌が抽出されましたが、このカブレキンには、白血球を活性化させるサイトカインの一種、インターフェロンを作る能力を高める効果があることが確かめられています。
C)野菜、根菜類が必ず、食卓に登っている
緑黄野菜、淡色野菜を含めて、野菜類は、活性酸素の作用を防ぐ、抗酸化物質がたくさん含まれています。
体の中の必要以上の活性酸素はガン細胞を誘発します。その活性酸素の弊害を押さえ込む、抗酸化物質が野菜類の中には、たくさん含まれています。
それと同時に、キャベツ、白菜、大根、タマネギ、ナスなどの淡色野菜は、白血球を活性化させる物質が、ふんだんに含まれています。
この白血球は、体の中に進入した病原菌や、ウイルスを撃退する免疫機能の主役を担っています。
白血球が作り出す物質として、サイトカインは、体の中のさまざまな生理機能を活性化させる物質です。
ガンの抑制作用でよく知られていますインターフェロンも、このサイトカインの一種です。
D)ほぼ、毎日、魚を食べていた
健康という視点からすれば、肉類よりは、魚のほうが、すぐれたたんぱく源です。
その上、魚に含まれる油であるEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)が健康に優れた効果を発揮することもわかってきています。
EPAは、動脈硬化や、心筋梗塞などの予防に繋がる血管の若さを保つ上で有効な働きをします。
EPAには、血液の粘度を低下させ、サラサラにする働きがあり、それと同時に、血管が硬くなるのを防ぐ効果も実証されています。
DHAは頭の働きをよくなるとされています。
体の中で、DHAが多いのは、脳や、神経組織、心臓で、実際、脳の発育が十分でない未熟児に効果があることが認められています。
ちなみに、EPAや、DHAがたくさん含まれている魚は、マグロやブリ、ハマチなど脂が乗っているもの、イワシやサバなどの背の青いものなどです。
E)肉類、油料理、菓子類が少なかった。
魚は、肉類のように、成人病の原因となる物質をほとんど作らないので、たんぱく質としても、きわめて良質です。
それと、戦後、食生活の改善とともに、油料理が全国の家庭に浸透して、中でも、一時、リノール酸系の油が、体によいことが宣伝され、一気に普及しました。
その後、リノール酸系の油は、乳がん、大腸がん、肺がん、前立腺がん、皮膚がん、食道がん、腎臓ガンなどの発生に影響していることが多くの学会で発表され、同時に、心臓病、アレルギー、痴呆症などとも関係しているとも言われるようになりました。
現在では、リノール酸の弊害を抑ええて、それに代わる油として、α−リノレン酸がクローズアップされています。
α−リノレン酸は体の中で、必要におおじて、EPA,DHAに変わります。
α−リノレン酸が多く含まれている食品としては、冬野菜があります。またシソ油には、このαリノレン酸が多く含まれています。
シソ油には、気持ちを安定させ集中力を高め、学習能力を高める効果があることが確かめられています。
シソ油以外には、リノール酸の含量が多い。
最近は、スナック菓子類、ジュース類は、子供たちのおやつの定番で、それらは、白砂糖をたっぷり含んでいます。
砂糖は、吸収が早く、たちまち血糖値を上げてしまいます。その血糖値を下げるためにすい臓から大量のインシュリンが分泌され、結果的に血糖値が乱高下し、そのことは、糖尿病予備軍を生み出すことになります。
白砂糖は、また骨を溶かす作用があります。このほか、冠動脈の硬化、心筋梗塞、高血圧、貧血といった病気の原因としても、白砂糖が影響しているといわれています。
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