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食べ物とは違いますが、たばこが、健康に対しまして、明らかに悪影響を及ぼすことが明確になってきました。
其の点につきまして、最後に触れておきます。
肺がんの最大の原因はたばこです。
男性の死因Topに、平成5年に、それまでTopであった胃がんを抜いて、肺がんが躍り出た。
女性のほうも、逆転しているところまでにはいたっていませんが、その差は年々縮まっています。
肺がんの急増と、たばこの消費量は並行しています。
消費量のピーク時の昭和50年以降も、肺がんは延び続けています。
これは、たばこによる影響が、肺がん化するのに喫煙を開始してから20年以上もかかるためです。
日本はまだまだ喫煙後進国です。
昭和40年ころには、喫煙率80%であったのが、現在はおおよそ男性で55%、女性で20%ぐらいまでになってきていますが、米国の30%には程遠い状態です。
若い女性の喫煙は、流産や、早産の原因になったり、胎児の発育に悪影響を及ぼしたり、低体重児を出産してしまう恐れがあります。
タバコの煙には、4000種類もの化学物質が含まれており、発がん物質だけでも200種類以上も含まれています。
正常細胞が、がん細胞に変化をするのには、発ガンイニシエイター(仕掛け人)と発ガンプロモーター(促進人)という2種類の発がん物質が必要ですが、タバコの煙には、両方が含まれています。
つまり、タバコの煙だけで正常細胞をがん細胞にさせる条件が十分にあります。
この発がん物質は、タールの中に凝縮されて存在します。
これを皮膚に塗りつければ、そこにガンが発生するほどの強力な発がん性をもっています。
タバコを吸う事によって、肺は、発がん性の煙にさらされ、しかも、強力な発がん性を持つタールがべったりと付着するので、肺がんにかかりやすくなります。
それだけでなく、タバコの煙には、ニコチンや、一酸化炭素も多量に含まれています。
ニコチンは、毒性の強い物質です。心臓の寛恕動脈や、脳血管に悪影響を及ぼすために、心筋梗塞、狭心症、脳梗塞を起こしやすくします。
さらにニコチンには、強い習慣性があって、体がなれるにしたがってさらに多くのニコチンを求めるようになります。
タバコをやめることができないのは、このニコチンの習慣性、いわゆるニコチン中毒にあります。
それと見過ごすことができないのは、タバコを吸う事によって、肺の中に一酸化炭素が取り込まれます。
この一酸化炭素は、酸素の200倍以上ものヘモグロビンと結びやすく、一旦くっつくと、なかなか離れない性質があります。
そのために、一酸化炭素と結びついたヘモグロビンは、酸素運搬能力が大幅に低下してしまいます。
そのために、体は、酸素の供給が隅々までいきわたらなくて、酸素不足をきたします。
それとまた問題なのは、たとえタバコを吸わない人でも、吸う人の近くにいれば、其の分流煙を吸うことによって、吸ったのと同じ結果になるということです。
タバコの害から体を守る方法としましては、喫煙をやめることが一番ですが、緑黄野菜のがん予防効果はかなり高いという結果が出ております。
最後にこんなデーターがありますので、参考にしてください。
喉頭がんの96%、肺がんの72%、咽頭がんの65%、口腔ガンの65%、食道がんの44%、肝臓がんの65%、胃がんの25%、脳腫瘍の24%、直腸がんの15%、全部位ガンの32%、抹消神経疾患の65%、肺気腫の48%、動脈瘤mp42%、胃潰瘍の39%、くも膜下出血の38%、気管支喘息の38%、虚血性心疾患の36%、高血圧性心疾患の33%を防ぐことが明らかにされております。
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