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長い間、脂肪といえば、動物のものか、植物のものかしか選択してこなかったのですが、ここに来て、「魚油」が、「第3の油」としてクローズアップしてきました。
魚油は、動物の油には違いありませんが、魚に含まれている油は、不飽和脂肪酸を多く含み液状で、どちらかといえば、植物油に近い形状をしています。
不飽和脂肪酸を多く含んでいるためにコレストロールや、中性脂肪の濃度を低下させる働きがあります。
それと同時に、魚油に多く含まれているIPAやDHAは血液をさらさらにして、粘り気を少なくしてくれる作用があります。
魚に含まれている油は、IPAや、DHAなどの不飽和脂肪酸を多く含んでいます。
魚が今クローズアップされているわけは、このIPAや、DHAの作用が解明されてきたところにありま。
これにより、血液が固まって、血栓をつくることがおさえられ、心臓病や、脳卒中などの予防に繋がります。
DHAは、脳や、目の網膜に多く含まれています。脳は、大体50%が脂肪でできていて、その10%、網膜は、脂肪の60%ぐらいがDHAで占められています。
それと同時に、脳の中のDHAは脳細胞の膜を作っている重要な物質で、脳の働きを良くする物質でないかと最近の研究では言われ始めています。
脳は、脳細胞の突起を伸ばして、ほかの脳細胞と絡み合うことで、情報伝達がスムースにできるような仕組みになっています。
この脳細胞の突起の機能を維持するのにDHAは欠かすことのできない成分なのです。
それと、脳も、35歳ぐらいを境に、老化現象を起こし始めます。
脳細胞がどんどん減り始めて、それと同時に、突起の部分が切れたり、なくなってしまう現象が起こります。
それと同時に、脳の中のDHAも減ってきます。
DHAを多くとることにより、脳細胞を元気に保つことができ、老化を遅らせることができます。
IPAやDHAはイワシ、ニシン、サバ、秋刀魚、アジや、マグロ、ブリ、カツオなどの魚に多く含まれています。
それと同時に、同じイワシでも、6月から10月ごろの旬のイワシには、そのほかの季節のイワシに比べて、4倍〜5倍もIPAやDHAが多く含まれています。
部分的には、特に頭に多く含まれています。それも、目玉の後ろの脂肪の部分です。
だから、イワシなど、頭から食べれる魚がいいのです。
一日の目安としての摂取量は、0.5〜1gで、コレは、中ぐらいのイワシ1匹ぐらいを食べれば、いいことになります。
ヒラメやタイなどには、ほとんど含まれていません。
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